- NameJet(ネームジェット)でドメインを検索
- Ahrefs(エイチレフス)でドメインの被リンクを調べる
- オークションに入札
- 落札できたらドメイン移管
これまでは上記の流れでドメインを購入していたのですが、ラッコの「中古ドメイン販売屋さん」というドメイン販売サービスが面倒くさい作業を省いてくれる優良サービスだったので、このサービスの特徴とドメインの選び方を解説します。
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中古ドメインを使えば検索上位表示できる?
中古ドメインは今も効果あるの?と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、(私も中古ドメインを使ってみましたが)新規ドメインを取得するよりも遥かに下駄を履いた状態でサイト運営をはじめることができます。
ラッコIDのQ&Aでは以下のように回答されています。
過去の運営サイトの外部評価(被リンク)が残っている状態であるため、SEOにおいて有利な状態ではあります。
ラッコID Q&A
ただ、近年のGoogleでは、ランキング決定に占める外部評価の影響力が低下してきています。
そのため、過去のように中古ドメインを使えば、外部対策さえ行えば上位化できるような状況ではなくなっています。
しかしながら、現在でも外部評価は重要な指標となっておりますので、これだけで上位化はできなくなったとはいえ、新規ドメインを使うよりも、SEOで優位なサイトをスムーズに構築できると言うメリットがあります。
ラッコランクという独自指標
ラッコの中古ドメイン販売屋さんの中で特徴的なのが「ラッコランク」です。
ラッコランクはかつて存在したGoogleページランクの代替指標として作成されたもので、バックリンク元のページごとにページスコアを取得し計算したもので、簡単にいうと「ドメインの価値」を可視化してくれるものです。
ページランク(Google PageRank)とはGoogleが示すWebページの重要度の指標であり、Googleはリンクを、リンク元サイトからリンク先サイトへの「支持」と捉えます。多くのサイトからリンクを受けることは多くのサイトに支持されていることと同義であり、それを示す数値的な指標がページランク(PR)です。これが検索順位を決定づける指標の1つになっています。
ページランク(Google PageRank)とリンクジュース(Link Juice)
ラッコランクの計算に使われているルールは以下の通りです。
- 値はリンク元のPS/OBL/リンク掲載位置を元に計算される。
- 同一IP(CLASS-C)からのリンクは最も強い1リンクだけ評価に加える。
- DoFollowリンクのみ評価する。(noindexページ、nofollowリンク除外)
- リンク元ドメインがIndex削除されている場合は評価しない。
- 政府・教育機関からのリンクは通常より高く評価する。
- リンク元上位200件のデータを元に計算する。超過する場合は超過分を平均値を元に加算する。ただし、100件ごとに加算値は15%減算するものとする。
中古ドメインの選び方

中古ドメイン販売屋さんのトップページにアクセスします。
右サイドバー にあるカテゴリからニーズに合わせたドメインを選ぶことができます。
日本語サイト運営ドメイン
権威性の高い被リンク
高需要ドメイン
値下げドメイン
公式サイト運営ドメイン
Wikipedia被リンクあり
残存トラフィックが多い
アイコン付き
ドメインエイジ10年以上
短いドメイン名
プレミアムドメイン名
アダルトドメイン
おすすめは太字にした項目です。特に「権威性の高い被リンク」は質の良いドメインがたくさんラインナップされているのでチェックしてみてください。

カテゴリを開くと、購入できるドメイン名や価格が一覧できます。
ドメイン一覧の表に記載されている略語の説明は以下の通りです。
RR | ラッコランク |
AGE | ドメインエイジ(WayBack) |
BL | バックリンク数(Ahrefs+独自調査) |
BLD | バックリンクドメイン数(Ahrefs+独自調査) |
SM | 各ソーシャルメディアの共有数の合計値 |
BPT | バックリンク元のページランクの合計値 |
GIN | Googleインデックス数 |
VL | 有効リンク率 |
IP | バックリンク元IP分散率(CLASS-C) |
LQ | 低品質リンク率 |
AN | アンカーテキスト分散率 |
gSP | 外部評価を獲得しているサブページ数 |
LJR | リンクジュース比率 / TOP-SUBに分け、 それぞれが獲得しているリンクジュースの比率 |
個人的に最も大切なのは「BLD=バックリンクドメイン数」です。
良質なバックリンクがたくさんついているドメインほど価格が高い傾向にあり、10万円や20万円するものもあります。ラッコランク(RR)と合わせて「コスパの良い」ドメインを探しましょう。

気になるドメインをクリックすると、ドメインの詳細ページが表示されます。
ここでチェックしたいのは「各種確率」の「低品質リンク」です。たくさんのドメインからリンクが貼られていたとしても、そのドメインがスパム扱いされていたり、質の低いものだと悪影響を受けている可能性があります。
低品質リンクが20%くらいなら良質なドメインといえます。見る部分が多くて大変かと思いますが、根気強く質の良いドメインを探しましょう。
もっとも良いのは、その中古ドメインを使って構築する予定のサイトと、過去の運営サイトと言語とジャンルが一致していることです。
ご利用の流れ
言語、バックリンクのキーワードが噛み合うことにより、リスクを最小限に抑えつつ効果を発揮させることができます。
ただ、都合よく求めているジャンルの中古ドメインが手に入る機会は少ないのが現状です。
また、一致はしていてもそこまでバックリンクが強くないなど・・・
そのため、ジャンルや言語は一致しないものの、外部評価が高い状態の中古ドメインを使うと言うのが一般的です。