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社会信用スコアとは?PayPayやメルペイを使っておいた方がいい理由

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PayPayやLINE Pay、メルペイなどのキャッシュレス決済が急速に普及していますよね。

2019年10月1日より消費税の10%への増税にあわせて、経済産業省による「キャッシュレス還元」もはじまり、キャッシュレス化は今後ますます加速していくと考えられます。

そんなキャッシュレス決済普及の先には、「信用スコア社会」が待っているといわれています。

キャッシュレスキャッシュレスって最近特によく耳にするようになりましたよね

中国政府が進める社会信用スコア

中国ではすでに社会信用スコアが導入されており、中国全土の国民をスコアリング(点数をつける)する施策がはじまっています。

スコアリングとは、「あなたの信用は500点」「あなたは信用できないから300点」などと国民ひとりひとりに信用の点数をつけることです。

中国政府は2020年に社会信用システムを完成させる道筋で制度設計を進めており、各地でシステムのテスト運用を実施しています。

低スコアの国民は罰則

中国の信用スコアシステムでは、スコアが低い住民にはペナルティ(罰則)があります。

具体的には、低スコア者は飛行機や新幹線の予約ができなくなったり、一部の宿泊施設が利用できなくなったりするそうです。

犯罪、支払いの滞納、反政府的発言、インターネットのデマ拡散などでスコアが低くなります。

日本で罰則付きのスコアリングを始めると強い反発がありそうですが、社会全体のシステムとしては良い効果が見込めそうでもあります。

高スコアの住民には優遇あり

逆にスコアの高い住民には優遇があります。

婚活サイトでのマッチングに使われていたり、公共料金の割引が効いたり、将来的には融資を好条件で受けることができるようになるといわれています。

アリババの芝麻信用(セサミクレジット)

先述の社会信用スコアは中国政府が主体で進めており、どちらかというと素行不良な住民に罰則を与えることに重きを置いています。

このシステムとは別に、民間企業であるアリババが2015年に提供をはじめたセサミクレジットがあります。

中国ではインフラ並に普及しているスコアリングサービスで、「スコアを上げるためにアリペイ(アリババの決済サービス)を意識して使う」ようになった人も多いそうです。

セサミクレジットがスコアリングに使うのは、アリペイなどの提供サービスの利用状況、SNSでの言動、ECモールの利用履歴などです。

スコアが高いとシンガポールのビザの取得がしやすくなったり、専用の飛行機を利用できたり、さまざまな割引サービスが使えるようになります。

中国政府の進める社会信用スコアは住民の管理(素行不良者にはペナルティを与える)としての面が目立ちますが、アリババのセサミクレジットは楽天市場などの利用に応じて上がるランクのようなイメージです。

日本でも「信用スコア」が次々にスタート

日本ではソフトバンクとみずほ銀行がはじめたJ.Score(ジェイスコア)、Yahoo!スコアリング、ドコモスコアリング、LINEスコアなど2018年頃から次々と参入を発表しています。

自社サービスの利用状況、支払い履歴、入力された個人情報などを元に信用スコアが決定されます。

一定のスコアを得ると融資サービスの金利や限度額が優遇されたり、割引の特典が得られるなどの「メリット」を享受できるものになっており、決して低いスコアだからといってペナルティが課せられるようなものではありません。

日本の信用スコアリングは今のところメリットだけ!

日本のスコアリングの課題はプライバシー

信用スコアが提供されることでメリットを受けられる人がいる反面、低いスコアの人はそれだけで「信用できない」と判断される仕組みができあがってしまいます。

また、サービスの利用状況を提供することに抵抗のある人が多く、プライバシー意識の強い日本では信用スコアを普及させるハードルが高いといえます。

2019年6月には、Yahoo!スコア(ヤフースコア)の提供の開始にあたり「デフォルトで信用スコアの作成設定がオンになっている」ことでネット上で炎上しました。

結果として10月1日にヤフーは「スコアリングの作成・利用」設定のデフォルトをオフにする仕様に変更し、プライバシーポリシーを改定することとなりました。

知らないうちにスコアリングされてるのはたしかに気持ち悪いですよね

信用スコアに備えて○○Payを使っておいたほうが良い

企業側はプライバシーについて慎重に考える必要がありますが、今後信用スコアリングの活用の幅が広がっていくことは容易に想像できます。

メルカリの決済サービス「メルペイ」は、2019年に「メルペイあと払い」サービスを提供開始しました。

メルカリの利用状況(取引のメッセージ、発送や支払いの対応の早さなど)をもとに限度額を設定しており、ルールを守るユーザーはあと払いできる金額が上がる仕組みになっています。

 後払いできる金額の上限は1カ月当たり20万円で、メルカリの利用傾向や利用実績などに基づいてメルペイ社が決めている。つまり、メルペイあと払いはメルペイ社が利用者の信用力を独自に算出して提供しているサービスといえる。


 同社の山本真人執行役員は今後について「既存の金融機関が提供するサービスから漏れている人たちへ、信用の便益を提供していく」と話す。信用力に基づく様々なサービスを提供する意向を示した格好だ。


 金融機関が提供する従来の個人向けローンや分割払いといったサービスは、借り入れやクレジットカードの利用と返済の履歴、年収や職業、勤続年数といった個人の属性などに基づいて信用力をはじき出している。これに対し、山本執行役員は「メルカリの利用者のボリュームゾーンである20代や30代の若年層は、金融機関が信用に基づいて提供するサービスを受けられないケースがある」と指摘する。

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/02828/

メルペイ社の山本執行委員はこう話しています。

フリーランス・個人事業主や転職活動が当たり前となる社会で、若年層が既存の金融システムではなかなか信用を得られにくいのが現実です。

勤続年数や年収などの属性だけでなく、各社の利用状況に応じてスコアを作成し、優遇やサービス提供の材料とする動きは広がるに違いありません。

今のうちに履歴を残しておこう

また、PayPayは「将来的に保険や融資、ホテルやタクシーの予約などお金にかかわるさまざまなサービスをPayPayアプリに集約していく」と発表しています。

これらのサービスの判断材料としてヤフースコアリングが使われていくでしょうし、ならばPayPayなどの決済サービスを使えるときに使って履歴を残しておいた方が良いはず。

○○%キャッシュバックなどのおトクなキャンペーンに乗っかるためでもありますが、今後広がるサービスを便利に使うためにも今のうちにこれらのサービスを使っておきたいですね。

まとめ

信用スコアとは
  • 中国ではすでに浸透している
  • サービスの利用状況、支払い履歴などをもとにスコアを算出
  • 高いスコアの人は融資・保険の優遇を受けられる
  • 日本ではJ.Score・ヤフー・LINE・ドコモ・メルペイがスコアリングを公表している

スコアを上げていく感覚はRPGゲームのレベル上げみたいで楽しいですよ。

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