FX会社にはそれぞれ禁止事項が設けられており、違反すると最悪の場合アカウントBANや口座凍結、出金不可になってしまう危険があります。
知らずのうちに利用規約に違反してしまうこともありますので、事前に把握しておきましょう。
このページでは、XMTrading(エックスエム)の禁止事項を解説します。
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複数口座間での両建て取引の禁止
XMTradingでは最大8つの口座をもつことができますが、複数の口座で両建て取引をすることは禁止されています。
XMのゼロカットシステムの仕様を利用し、経済指標などで大きく動く相場でギャンブルトレードをさせないためのルールです。
(複数口座を利用すれば一方は一定の損失、もう一方は爆益ということができる)
他のFX会社との両建て取引の禁止
複数口座間での両建て取引の禁止と同じく、他のFX会社との口座での両建ても禁止されています。
両建て禁止の理由も同様です。
グループでの両建て取引の禁止
友人同士やグループで「Aグループはドル円買い、Bグループはドル円売り」というふうに両建てする行為も禁止されています。
裁定取引(アービトラージ)の禁止
裁定取引(アービトラージ)とは、取引所などの価格差を利用して利益を上げる取引手法です。自動売買ツールなどで機械的に取引してくれるものも販売されています。
XMTradingでは、いかなる裁定取引も禁止されています。
窓埋めトレードを狙う取引の禁止
月曜日の相場開始時、先週金曜日の終値から値が空くことがあります。
この空いた部分を「窓」といいますが、「窓を埋める確率が高い」という考えから窓埋めを狙うトレードをする人がいます。
窓は必ずすぐに埋めるわけではなく、確度の高いトレードとはいえないのですが、XMTradingではこの窓埋めトレードを禁止しています。
経済指標のハイレバレッジトレードの禁止
経済指標時は大きく動くことが多いのですが、このタイミングだけを狙ってハイレバレッジのトレードを行う行為を禁止しています。
ハイレバでポジションを持ち、経済指標発表時に損失を確定(あるいは利益を最大化)させる手法をくりかえしていると、最大レバレッジを制限される措置がとられるそうです。
最大レバレッジ888倍から100倍程度に永久規制されることもありますので、気をつけましょう。
自動売買(EA)とスキャルピングはOK
自動売買ツールの使用やスキャルピングが禁止されているFX会社もありますが、XMTradingではどちらも認められています。
しかしながら、自動売買ツールは「両建て取引」など禁止されている行為に知らないうちに触れてしまう危険もあるので、利用する際は気をつけましょう。
まとめ
このページで解説した禁止事項は、当サイトの解釈によるものです。実際にXMTradingで取引する際は、必ず公式サイトの利用規約を確認してから行ってください。
また、今回解説した行為は基本的には他のFX会社でも禁止されているものが多いため、FX取引をする際はしっかりと頭の中に入れておきましょう。